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ダイヤモンドの本

  ダイヤモンドの本 野村 2002/04/10 16:57:25 

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ダイヤモンドの本 返事を書く
野村 2002/04/10 16:57:25
先日、図書館で百科事典並に分厚い本を借りてきました。
デビアス社提供の写真がふんだんに載っていて、見てて面白いです。
アフリカ諸国の堆積鉱床でダイヤを掘る写真です。
古い古い時代の河床の巨大ポットホールをクレーンで掘り下げている
写真などは圧巻です。
海岸の堆積鉱床もすごい。砂浜を20mくらい掘り下げて、古い時代の
基盤岩までブルドーザーで掘り下げています。そこで基盤直上のダイヤモンド
濃集層を回収します。基盤の割れ目やポットホールは手作業で丁寧に
回収するそうです。
たまに「砂金」も入っているそうです。(笑)

ところで、ボルネオ島やブラジルでの小規模なダイヤモンド採掘では
比重選鉱に「ジグ」を多用しています。
皆さん、「ジグ」って知ってます?
手動ジグは、底が細かい網になった木箱に砂石をつめて、テコを利用して
水中で強制的に上下させると、比重の重たい粒が下に沈み、軽い粒が上に上に来て、成層します。
機械式のものは上下動する水流を作り出して使い、箱は動きませんが、
手動ジグでは上に書いたようにテコで箱を上下させるだけです。
市販されているジグは、Keene社のカタログで見たことがありますが、
大掛かりなものです。

http://www.keeneengineering.com/17.html

ただの箱とテコという素朴な道具の写真は、なかなか面白そうです。
そのうち作ってみようかな?
でも細かい砂金は網目から逃げそうです。


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