昨日、天増川の穴を確認してきました。 野村 2001/09/07 12:15:20
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昨日、天増川の穴を確認してきました。 |
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野村 2001/09/07 12:15:20 | |
また出歩いているのかと思われるかもしれませんが、その通りです。(笑) 昨日は校舎改築工事で大騒音が出るということで、臨時休校になりました。 青春18切符が1枚残っていたので、滋賀県の天増川に行って来ました。 今回は砂金掘りと言うよりも、前回に地元のお爺さんから聞いた「昔に砂金 を掘った穴」なる物の確認が主たる目的です。(8月28日の記事参照) 天気予報は曇り時々雨、所により雷を伴い強く降るでしょう! 負けずに行 って来ます。 朝は、ややゆっくり目に出発。JRとバスで「天増川口」につくと、前回 お話を伺った辻本三郎さんの家を訪ねました。農作業に出ておられるのか、 お留守でした。仕方なく、前に聞いた場所当たりを注意深く捜しました。 ありました。杉の木の枝打ちをしている当たり、川の対岸にポッカリ口を開 けた穴が見えました。 今回は胴長(Wader)を持っていったので、川を渡りそのまま洞窟の入り口へ。 以外にも周囲は硬い岩盤でした。段丘層の底を掘ったとの予想は完全に外れ ました。これは砂金を掘ったと言うよりも、山金を掘った坑道かもしれませ ん。入り口は、上から崩れた土砂でやや狭くなっていましたが、中は広いの で、懐中電灯を点けて入りました。坑道の断面の形はほぼ長方形で、天井は 水平です。壁面も垂直です。高さ1.5m、幅1mくらい。少しばかり水が 溜まっています。天井も壁面もしっかりしていて、落盤の心配は全くなさそ うなので、奥へ入りました。侵入者に驚いて、蝙蝠が数羽飛び出してきまし た。途中でやや左へ曲がるものの、ほぼ真っ直ぐの坑道は10m位で行き止 まりでした。突き当たりも垂直の岩盤の壁で終わりです。天井や壁から少し 石をはがしてきましたが、石英らしき物は見あたりません。どうもこの坑道 は、石英脈を追いかけて金を掘ったと言うよりも、調査のために開けた穴の ようです。穴の形も割と新しい印象を受けました。と言っても、辻本さんの お父さんが「いつからあるのか分からん古さ。」と言っていたらしいので、 明治時代くらいの物かもしれません。これと言った収穫はありませんでした。 帰りのバスの16:27まで、残りの時間は時々小雨に降られながら砂金 を掘りました。しかし、あまり気合いが入ってないためか、大して収穫はあ りませんでした。(10粒程度、最大で1mm。) むしろこの日の最大の収穫は、Gravity Dredge(重力浚渫)に代わる、別 の無動力浚渫を思い付いたことです。このアイデアについては、もう少し煮 詰めて、実験した後、皆さんに報告します。 Gravity Dredgeについては、下記のページを参照して下さい。 http://www.goldfever.com/goldfever/g_dredge.htm サイホン管の 原理を利用した、電気もガソリンも不要の素晴らしい浚渫方法です。私は今 年の春休みに生徒とやってみました。 |